革靴の手入れと靴選びのきほん

羊革素材の格付け ラムとシープ

シープ(羊革)

羊革がコートなどの衣料品や手袋などに使用されることが多いのは、その軽さと手触り、繊維が荒く、柔らかく伸びやすい素材であるからでしょう。
羊革を靴に使うことは少ないです。

羊革と言ってまず思い出すのは、AGGのブーツではないでしょうか。
これはムートンと呼ばれる素材(毛皮)です。
ラムと言えば…と真っ先に思い出すブランド〇〇、その某ブランド〇〇のホームページを見て愕然としました。
ラムじゃなくてナッパ仕上げの牛革使ってる。
えー、スペインラムじゃないの?

昔はそこのスペインラムときたら!!あり得ないほど素晴らし過ぎる!と革屋さんも褒めるくらいだったのですが。
時代は変わったのか。
ちょっとショックでしたが気を取り直して、ラムとシープについて。

種類特徴
ラム
(Lam)
生後1年以内の羊の皮をラムスキンと呼ぶ。毛穴が小さく、きめ細かいため、しっとりとしていて滑らかな風合いが特徴。
高級手袋、バッグ、衣料品などに使用される。
シープ
(Sheep)
生後1年以上の羊の革。
繊維構造が荒いので、靴に使われることはあまりない。
スリッパ、手袋、衣料用、寝具などに使われることが多い。
ムートン
(Mouton)
北米、オーストラリア、ニュージーランドなどに産する主にメリノ種のヒツジの毛皮。
AGGのブーツなどで有名。
防寒用コートやジャケットなど衣料品として使われる事も多い。

■素材の見分け
ラム
独特のぬめり感とソフトな手触りが特徴。
他の革にはない触感なので、慣れればすぐにわかると思います。
ラム

シープ
表面のシボ(しわのようなもの)に特徴があります。
繊維の荒さ、素材の柔らかさなどで牛革との違いを判別できると思います
シープ

一番判断が迷いやすいのは、牛革のナッパ仕上げとラムやシープの判別です。
これはプロでも一瞬判断に迷うことがあるかもしれません。
細かい毛穴と、革の伸び具合から違いがわかると思います。

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